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- 2023.11.23:グループ展「ゼロの境界線」@北海道旭川市に参加しています。
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モノクロ写真のグループ展に参加しています。
フォト集団「北限」有志展
【ゼロの境界線-原点を探しに】今回参加するグループ展は私が所属している北海道旭川市のフォト集団「北限」有志展になります。
フォト集団「北限」は2025年に設立60年を迎える団体で、写真展タイトルの「原点」は、フォト集団「北限」の原点を意味します。出展作品には最古参のメンバーが60年前に撮影した写真4点を含み、メンバー各自がモノクロを意識して仕上げた作品が並びます。
メンバーのWHさん撮影の会場風景 写真展詳細
2023年11月21日(火)〜11月27日(月)
ギャラリー ジュンク(旭川市1条通8 Feeeal 5階)出展作品名「Flowing away」
私は「Flowing away」というタイトルで1点出展しています。モノクロ写真であることを意識して写真を選び仕上げました。私は白黒イメージの夢を見る人なのですが、モノクロ写真作りは現実を離れた像を描いて現実を現す作業で、夢を見ているようなところがありました。黒の表現は難しい。
週末は道央道北が荒れそうなので在廊はしない予定です。
よろしければ感想など、お寄せください。 - 2023.11.21:個展「波間の皿」を動画で見る
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個展の様子は動画でまとめてYouTubeでも公開しようと思っています。
ただまだ準備中なので、現時点(2023/11/21 13:02:36)ではインスタライブ配信の録画でお楽しみください。インスタライブの動画(録画配信)
Instagram(インスタグラム)のアカウントをお持ちであればどなたでもご覧いただけます。
会場を順に紹介していく内容で個展の雰囲気を感じていただけます。
20分越えの動画です。長いのでご注意を。個展最終日の2023年9月10日(日)に急きょ開催したインスタライブ。
来られなかった方や個展を後で知った方にも個展のようすを見ていただく大事なコンテンツになりました。 - 2023.11.07:図録は加工作業中です。
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個展図録「波間の皿」のご注文いただいた方、ありがとうございます。
明日から発送する予定です。もう少しお待ちください。注文をお忘れの方、残り冊数が少なくなっているのでお早めにお願いします。
個展図録「波間の皿」の詳細&ご注文はこちらのページから和綴じ×トレーシングペーパー加工
ダミーブックを作っていた時、両面プリントしたA4用紙を「(簡易の)和綴じ」で束ねていました。手元にあった製本の本に方法が書いてあり、やってみたらわかりやすかったからです。昨年、糸かがり製本にハマった時期があったのですが、糸かがり製本に比べたら、和綴じはとてもやりやすい(和綴じは奥深く、複雑な方法もあります)。
そんな和綴じのダミーブックは、展示の雰囲気と合っていると見ていただいた方に好評でした。
印刷製本した図録は無線綴じという糊で紙をまとめたものですが、開いてみるといつかバラバラになりそうでした。いまの糊はそんなにヤワではないはずですが、ばらける可能性があるなら、和綴じで強くすればよいのではと思いました。
それが和綴じすることにしたきっかけです。
図録加工の工程は、トレーシングペーパーを裁断、折り、冊子に付けて、冊子に和綴じ用の穴をあけて糸で綴る、です。多かった💦
写真そのものを良くする作業ではないと思うと可笑しいのですが、展示と同じく自分が好きなように仕上げたいと思います。
ということでお待たせしていますが、あと少しです。お楽しみに!
- 2023.10.30:個展「波間の皿」の図録販売について
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個展「波間の皿」の図録を販売します。
ささやかな記録として20冊だけ作りました。念のためお断りしておきたいのですが、プリント品質は既存の写真集には及びません。製本に関する私の力不足です。それでも興味を持っていただけたり作家サポートの名目でも構いませんので、ご購入を検討していただけたら嬉しいです。
販売概要
- ・価格 1,800円(税込み、送料は+360円)
- ・支払方法 現金払い、お振込み
- ・ご注文方法 この記事下の「ご購入フォーム」からお申込みください。
- ・販売数
20冊(残1冊 2023/11/21 13:03:11)
図録詳細(内容)
- ・ステートメント
- ・作品写真
- ・展示写真
- ・撮影情報
- ・あとがき
図録詳細(仕様)
- ・サイズ W21cm × H21cm × D0.7cm
- ・ページ数 92ページ
- ・表示 ソフトカバー(マットコート紙220kg*マットPP加工)
- ・本文 マットコート紙110kg
- ・綴じ 無線綴じ
- ・印刷 オンデマンド印刷(CMYK4色)
図録詳細(仕様2)追記2023/11/2 21:30
無線綴じに、和綴じ×トレーシングペーパーを施そうと思っています(写真5枚目を参照ください。写真は硫酸紙ートレペはもう少し白く厚いーを後付け&サイズ不足なのでちょっと変です)。 何もしないままのほうがよければ備考欄でお知らせください。
購入お申込みフォーム
- 2023.10.29:図録が届きました
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え、また2週間?相変わらず更新頻度がスロウです。こんばんは。
もう10月も終わろうとしているのに、今日の釧路も暖かかったです。
昼過ぎのウォーキングでは、例年より多く舞う雪虫が口に飛び込んできて咽(むせ)ました。おしゃべりはあぶない。さて、ウォーキングの少し前にオンライン印刷に発注していた、個展「波間の皿」の図録が自宅に届きました。
やっとできた~。
本を作ること(Indesignや印刷)についての雑感
100ページ近い冊子を作るのは初めてでした。データ作成はIndesign、画像は自分でCMYKに変換(すこし調整)して入稿しました。仕事がweb中心で厚い冊子を作ることが無かったこともあり、Indesignを使った作業はよい経験になりました。もうちょっと勉強を続けたい。
印刷結果はふむふむふむ。印刷の世界の入り口で扉もあけてない人間には、オンデマンド印刷やコート紙の写真印刷ってそりゃあんたですかね。結果を評価することも難しいです。
本図録を構成していた時、印刷が不安だと話す私に「(思い通りではないことも含めて)印刷がどう仕上がるかを楽しむ」という話をしてくださった方がいました。失敗か否かしか考えていなかったので新鮮な考えでした。いまの私は不安が勝って楽しむ余裕が持てていませんが、印刷の世界の歴史、広さや奥深さを考えさせられ、好奇心が湧きました。
自分がどんどん小さくなる🙌
最後に余談を少し。
新しいことに挑めば新しい世界の存在に気づき、相対的に自分の存在が小さかったことに気づきます。今回の個展でも、私は自分の存在が以前より小さかったのだと感じましたが、図録作成を終えた今もまた自分の存在の小ささを感じます。
自分がどんどん小さくなる、という表現は、本来は逆ですよね。「世界を経験しひとまわり大きくなる」というのが一般的でしょうか。私が逆の表現を使うことには意図があります。私は昔から自分を存在の大きさを見誤ってきた(完璧主義?プライドが高い?)ので、新しい経験をしてその誤りを正せた、という意識。どんどん自分になっていくような気持ちがあるのです。
そういうわけなので、ひとまず自分にお疲れさまと言わせてくださいね。
21cm×21cmサイズ、92ページ、価格は1,800円(税込み、送料は+360円)。
詳細は「個展「波間の皿」の図録販売について」をご覧ください。